エラーレポートを活用する
シフト自動割り振りに失敗した場合、エラーレポートを見ることができます。エラーレポートには、シフト割り振りができない原因を見つけるヒントになるような情報がまとめられています。
1.均等なシフト回数
エラーレポートに表示される「均等なシフト回数」とは、そのシフトの勤務対象スタッフに均等にシフトを割り振った場合のシフト回数です。ルールやスタッフの勤務希望などによる制約もあるため、必ず均等にシフトを割り振れるとは限りませんが、シフト回数の設定の一つの目安となります。
以下に該当する場合はシフトが組めない可能性が高いです。
1)最大シフト回数が均等なシフト回数より少ない場合
シフトの枠に対して、割り振り可能なシフト回数が足りないため
2)最低シフト回数が均等なシフト回数より多い場合
シフトの枠を超える回数のシフトを割り振らなければいけないため
2.エラー比率の高いスタッフ
エラー比率が高いスタッフは、最低シフト回数のルール違反が多く、シフトに入れる日が足りない可能性があります。もし特定のスタッフで特にエラーが多い場合は、最低シフト回数やスタッフ特有のルール、勤務希望を見直してください。
最低シフト回数以外のルール違反が原因でシフトが組めない場合、エラー比率の高いスタッフは表示されません。
3.エラー比率の高い日
シフト勤務可能なスタッフが少ない日がある場合、その日の人数が足りずエラーとなる比率が高くなります。
最低シフト勤務間隔が1日以上、またはシフト(サブタイプ、イベント)前後日の勤務ルールを設定している場合は、前後日のシフトとの兼ね合いで、スタッフをその日に割り振れないことがあります。
エラー比率の高い日に事前に手動でシフト割り振りを行うことで、自動割り振りの所要時間が短縮されて上手く行く場合があります。それでもシフトが割り振れない場合は、ルールの緩和や、スタッフの勤務希望や予定の調整を検討してください。