ルールが適用されずにシフトが割り振られてしまう
設定したルールが反映されず、意図しない形でシフトが割り振られてしまう場合は、以下のいずれかが原因となっている可能性があります。
それぞれの項目を確認し、必要に応じて設定を見直してください。
1. 「ルールを緩和」が有効になっている
「ルールの優先度」で 「ルールを緩和」 が有効な場合、優先度が「高」または「低」に設定されたルールは、割り振りに失敗したときに無視される可能性があります。
対処方法
該当ルールの優先度を 「必須」 に変更し、再度割り振りを実行して適用されるか確認してください。
2. シフトにサブタイプが設定されている
シフトにサブタイプがある場合、以下の設定項目については親シフトの設定が無効となり、サブタイプごとの設定が使用されます。
- シフトのラベル
- 必要勤務人数
- シフトの表示色
- シフト前後日の勤務ルール
これらの無効化された項目はグレー表示され、編集できなくなります。
対処方法
サブタイプ側の設定を確認し、必要に応じてサブタイプ単位でルールや人数を設定してください。
3. スタッフごとのシフト回数制限が適用されている
該当シフトで設定した回数ではなく、スタッフ個別の最大・最小シフト回数の制限が優先されている場合があります。
対処方法
必要に応じて、スタッフごとに設定されたシフト回数制限を見直すか、制限を解除してください。
4. 勤務表をまたいだルール違反のために休日ルールの例外が発生している
変則休日のみ
前の勤務表を引き継いで作成しており、勤務表をまたいだ休日間隔または連続休日のルール違反がある場合、以下のような挙動が発生します。
- もっとも早い日に違反が解消されるように、シフトが優先的に割り振られます。
- 休日間隔と連続休日の違反が同時に存在する場合は、休日間隔の違反の解消が優先されます。
- この場合、該当日では連続休日のルールが無効となり、適用されません。
対処方法
休日ルールを見直し、勤務表をまたいでも違反が発生しないよう調整する。または、勤務表をまたいだルール違反の設定を無効にする。