設定したパターンでシフトや休日を配置する
基準となるシフトが割り振られている日の前後に、設定したパターン通りにシフトや休日を自動配置する機能です。
例:日勤→夜勤(基準)→明け→休み
この機能を使うには、まず基準となるシフトを割り振る必要があります。割り振った後は、そのまま続けて自動配置を実行できます。

備考:夜勤モードのシフトでは、夜勤と明けはセットとして扱われます。
配置パターンの登録(任意)
勤務表の設定より配置パターンを事前に登録しておきます。
- 勤務表の設定画面を開きます。
- 「オプション」タブを選択します。
- 「特定のパターンでシフトや休日を配置」の項目をクリックして、設定を表示します。
- パターンで配置する項目数(2 または 3)を選択します。
- 配置する順番に、各項目のシフトまたは休日(変則休日の場合のみ)を選択します。選択中の項目は、他の項目で選択できません。
- 2項目パターンの場合
- 「前に配置する項目」と「後に配置する項目」を選択します。
- 2項目パターンでは、割り振った方の項目が配置の基準となり、その前または後にもう片方を配置できます。
- 3項目パターンの場合
- 「基準シフト」およびその前後に配置する項目を選択します。
- 2項目パターンの場合
- 「プレビュー」で、選択した項目がどのように配置されるかを確認できます。
- 「完了」をクリックして、パターンを保存します。
シフト割り振り後のパターン配置
事前にパターンを登録している場合、基準となるシフトの自動割り振りが成功すると、パターンに基づいて前後に配置するかどうかを確認するダイアログが表示されます。
- 基準となるシフトの自動割り振りを実行します。
- 2項目パターンの場合
- パターンに含まれるどちらのシフトを割り振っても、自動配置の対象になります。
- 3項目パターンの場合
- パターンで選択した基準シフトを割り振ります。
- 2項目パターンの場合
- 割り振りが成功すると、「設定したパターンになるように、このシフトの前後の日に配置を行いますか?」という確認ダイアログが表示されます。
- 「実行」を選択すると、登録したパターンに基づいてシフトの前後に自動的に配置されます。
- 「後で」を選択すると、今回は配置を行いません。あとから「前後に配置」より、配置のみ実行することもできます(登録済みパターンが初期設定として自動で反映されます)。
あとから配置する
パターンを登録していない場合や、確認ダイアログで「後で」を選んだ場合でも、あとから配置を行うことができます。
- 基準となるシフトの自動割り振りを実行します。
- 2項目パターンの場合
- パターンに含まれるどちらのシフトを割り振っても、自動配置の対象になります。
- 3項目パターンの場合
- パターンで選択した基準シフトを割り振ります。
- 2項目パターンの場合
- パターンを設定していて割り振り後のダイアログで「後で」を選択した場合、またはパターンを未設定の場合は、基準シフトのみ割り振られた状態となります。
- 勤務表メニューの 「前後に配置」 をクリックします。パターンを登録済みの場合は、その内容が初期値として自動で反映されます。
- 「配置パターン」で、配置方法を選択します。
- 「前に配置」:基準シフトの前日に配置
- 「後に配置」:基準シフトの翌日に配置
- 「前後に配置」: 基準シフトの前日と翌日の両方に配置
- 「配置する項目」で、配置するシフトまたは休日を選択します。
- 変則休日の場合は、休日も選択できます。
- 「前後に配置」の場合は前後それぞれの項目を指定します。
- 「プレビュー」で配置内容を確認します。
- 「実行」をクリックして、配置処理を実行します。

注:ルールの扱いについて
- パターン通りに配置することが優先されるため、基準シフトの前後に配置されるシフトや休日の一部のルールは適用できないことがあります。
- →詳細を見る

注:
- シフト勤務間隔:パターンの長さに必要な勤務間隔が不足している場合、事前に間隔を調整する必要があります。
- 配置対象外の日:前後の基準となる日が勤務表の範囲外である場合、初日や最終日には配置されません。
- 配置されるスタッフ数:基準シフトと選択シフトの必要人数のうち、少ない方に自動的に調整されます。休日は基準シフトの割り振られたスタッフに配置されます。
- パターン設定の推奨事項:3項目パターンでは、基準となるシフトを最初に割り振ることをおすすめします。設定したパターンで配置しやすくなります。