サブタイプでシフトを細分化する
サブタイプを登録すると、ひとつのシフトを複数のカテゴリーに分けて管理できます。サブタイプを使うことで、通常のシフト設定では表現できない複雑なルールも柔軟に設定できます。
サブタイプの扱い
サブタイプは、基本的に登録元となるシフト(=親シフト)の一部として扱われます。そのため、勤務間隔やシフト回数などの主要ルールは親シフトの設定に従います。
一方で、以下のような一部の設定はサブタイプごとに個別の設定が適用されます。
- サブタイプ名(ラベル)
- 必要勤務人数
- 対象スタッフ
- サブタイプのシフト回数上限 など
例:日勤をチーム別に分ける
たとえば「日勤」というシフトを、チームA・チームBの2つに分けて管理できます。
チームA
必要勤務人数:3人
サブタイプの最大シフト回数:4
チームB
必要勤務人数:8人
サブタイプの最大シフト回数:12
親シフト(日勤)の設定
最低シフト勤務間隔:1日
最大シフト回数:12
最低シフト回数:10
この条件で自動割り振りを行うと、次のような勤務表になります。

- チームA・チームBともに、それぞれ必要勤務人数が毎日割り振られます。
- 各サブタイプの最大シフト回数を超えない範囲で割り振られます。
- チームAとチームBは「日勤シフトの一部」として扱われ、勤務間隔や回数は親シフトのルールに従います。
- チームAとチームBの勤務間隔は、親シフトで指定した「1日以上」を必ず空けています。
- チームAとチームBの合計勤務回数は、親シフトの「10〜12回」の範囲に収まります。
まとめ
サブタイプを活用すると、シフト設定の自由度が大きく広がります。通常のシフトでは難しい複雑なルールも、柔軟に表現できるようになります。
- スタッフごとに勤務可能なサブタイプを指定
- サブタイプ前後日の他シフト勤務を制御
といった詳細設定も行えるため、現場の実情に合わせた高度なシフト作成が実現できます。